【初心者向け】農業・園芸用温度計おすすめ5選!地温・気温の管理に最適

農業・園芸をしていると、気温や天候など環境の変化に悩まされることがあります。

自然のことだからどうしようもないと思うかもしれませんが、温度を測定すればある程度変化に対応できます。

そこで今回は、農業・園芸用で温度計が使用される状況やおすすめの温度計について解説します。

管理人
この記事は測定機業界で10年以上、温度計を提案してきた管理人が執筆しています。
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農業・園芸ではどのような温度計が使われる?

まずは、どのような場合に温度計が使われるのかを解説します。

植え付けの際の土の温度

地面の温度は、生育や地中の微生物・肥料の分解など多くのことに影響を与えます。そのため、植え付け前にはマルチなどを使用して地面の温度を調整します。

地面の測定をする温度計を「地温計(ちおんけい)」と言います。地面の温度を管理して植え付けをすると、生育具合が全然違うので、作物に合った温度にしましょう。

ビニールハウス内の温度管理

ビニールハウス内の温度はある程度安定していますが、日射量や外気温に影響されます。

育成している作物に最も適した温度を「育成適温」と言います。ビニールハウス内が育成適温になるように管理することが大切です。

主な作物の育成適温は以下の通りです。

出典:長野県 佐久地域振興局「技術情報

気温の測定

気温の変化により作物の育成具合が変わるので、毎日の気温を測定して収穫の目安とします。

また、気温だけでなく、一日の中で一番高かった気温や、一番低かった気温を目安とすることもあります。

積算温度の測定

毎日の平均気温を合計したものである積算温度を測定すると、花や作物の習慣時期の目安になります。

積算温度の目安は以下のようなものがあります。

  • トマト:開花後1,100~1,200℃
  • ナス:開花後300~400℃
  • イチゴ:開花後800~900℃
  • メロン:開花後1,100~1,200℃
  • キャベツ:苗定植後800~900℃
  • ほうれん草:播種後500~600℃

積算温度は、「積算温度計」や積算機能が付いた温度計でのみ測定できます。

一般的な温度計では測定できないので注意が必要です。

農業・園芸用温度計の選び方

温度計を選ぶ際の注意点について解説をします。

防水性に注意する

農業や園芸の現場では、雨や水やりの際に温度計にも水がかかってしまうことが多いです。

そのため、基本的には防水の温度計を選びましょう。防水ではない温度計を使用すると、すぐに壊れてしまいます。

手元に防水の温度計が無いという場合は、軒下など雨や水が当たらない場所に設置をしましょう。

防水型の温度計は水に濡れても壊れませんが、センサー部に水が付着している状態だと正確に温度は測定できません。

タオルで水をふき取るなどしてから温度測定が必要です。

デジタルかアナログか

デジタル温度計とアナログ温度計には、それぞれメリットデメリットがあります。

農業・園芸の現場では、デジタルとアナログの両方とも使われていますが、どちらかというとアナログの方が多めです。

アナログが多い理由としては、雨や水によって壊れる可能性が少ないことが挙げられます。

デジタル温度計で防水になっているとはいっても、一定量以上の水がかかってしまうと壊れる可能性があります。

また、紫外線によりケースが劣化した部分から、水分が侵入することもあります。

アナログ温度計であれば、構造上いくら水がかかっても大丈夫な製品が多いので、安心して使えるでしょう。

ただし、デジタル温度計は数値が一目で分かるので、温度の確認がしやすいというメリットがあります。水があまりかからない環境で使用すれば、デジタル温度計の方が使い勝手がいいでしょう。

農業・園芸用おすすめの温度計

シンワ測定 育苗用温度計 V-2 72610

メーカー シンワ測定 電池 不要
温度表示 アナログ 測定範囲

-20~60℃

防水

防滴タイプ 重量 15g

地面に突き刺して、地温を測定するための温度計です。

目盛りが色分けされており、適温が一目で分かるようになっています。

防滴タイプのため、多少の水が当たっても問題ありませんが、豪雨などでは内部に水が入ってしまう可能性があります。

屋外で使用する場合は目盛りにビニール袋をかぶせるなどして、濡れないように対策をしましょう。

シンワ測定 デジタル温度計G-1最高最低温度計

メーカー シンワ測定 電池 単4アルカリ電池×1
温度表示 デジタル 測定範囲

-50~90℃

防水

IPX4 重量 215g

センサーを土に差して、地温を測定できるデジタル温度計です。

IPX4の防水等級のため、どの方向から水の飛沫がかかっても問題ありません。ただし、あくまで水の飛沫に対する防水のため、水道の蛇口のように糞流水にたいする防水はできません。

水が当たり過ぎないように注意しましょう。

最高最低温度を測定する機能も付いてるので、液晶表示ですぐに確認ができます。温度表示が大きいので少し離れた場所からでも、数値を確認できるでしょう。

EMPEX 防雨型温湿度計 TM-2680

メーカー エンペックス 電池 不要
温度表示 アナログ 測定範囲

温度:0~50℃

湿度:20~90%

防水

IPX3(防雨型) 重量 215g

防雨型のアナログ温湿度計です。

湿度計が付いていて、防水になっている製品は少ないので、湿度も測定したい人におすすめです。

防雨型だとしても水が当たり過ぎると良くないので、雨が直接当たらない軒下に設置すれば、長持ちするでしょう。

シンワ測定 積算温度計73480

メーカー シンワ測定 電池 単4アルカリ電池×4
温度表示 デジタル 測定範囲

-5~50℃

防水

IPX4 重量 180g

積算機能が付いた温度計です。

積算機能とは、日々の平均温度を足していった数値です。積算温度が〇℃以上になったら収穫時期、など目安として使用できます。

通常の温度計としても使えます。

佐藤計量器製作所 地温気温計

メーカー 佐藤計量器製作所 電池 不要
温度表示 アナログ 測定範囲

-5~50℃

防水

防水性能あり 重量 26g

赤い部分を地面に挿して「地温」を測定し、青い部分で「気温」を測定できます。

赤と青で色分けされているため、温度が分かりやすいと評判の温度計です。

 

まとめ:農業・園芸用おすすめ温度計

作物の育成には、温度の管理が欠かせません。

しかし、屋外に設置するので通常の温度計ではすぐに壊れてしまいます。防水性を重視して選ぶようにしましょう。

また、最高最低温度や積算温度など、付加機能がある温度計もあります。

用途に合わせて、最適な温度計を選んでください。

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