記録に便利なデータロガー、冷蔵庫の温度管理にピッタリ?

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データロガーってなに?

HACCPでは記録というものがとても大切です。
温度を測定したら必ず記録をして紙やデータ等で残さなくてはなりません。
こうすることで、食品に何か問題が起こったときでも、あなたの保管中の温度管理などが正しく行われていたとデータで示すことができるようになります。
通常ですと、温度計の表示を記録用紙にメモをして残している会社が多いと思います。
ただ一日に何度も測定をして、それが多くの測定箇所があるととても時間がかかりますよね。
そんな悩みを解決してくれるのがデータロガーです。
データロガーは名前の通り記録を残してくれる温度計です。
中心温度計と違って冷蔵庫用温度計は継続して測定をしていかなくてはならないため、データロガーを使用するのがオススメです。
データロガーは表示をするだけの温度計と比べると少し金額は高いですが、毎日の記録の手間をかなり省いてあなたの仕事の手助けをしてくれます。
また、パソコンにデータで保存するため、記録の保管もとても楽です。
データロガーがどのようなものか勉強をして必要でしたら温度管理の中に取り入れてみましょう。

データロガーってどんなものがあるの?

 

データロガーはT&Dの「おんどとり」がとても有名です。

データロガーはいろいろなメーカーが出していますが、おんどとりはデータロガーの代名詞のようになっています。

市場に浸透しているだけあって、ソフトもとても使いやすく高機能ですので、正直他のメーカーの紹介はしなくてもいいかと思っています。

T&Dの次にCHINOもがんばっていますが、まだまだおんどとりの域には届いていないような気がします。

こちらはおんどとりの TR-71wb 、 TR-71nw です。

センサーが2本付属していますので、冷蔵庫・冷凍庫の温度両方の測定ができます。

あらかじめ設定した間隔で記録を取っていってくれるのですが、機種によってパソコンへの出力方法が違いますので、使用場所の環境によって機種を選定しましょう。

上記の図をご覧いただければわかりますが、データの出力方法は3つあります。

一つはBluetooth経由でクラウドにデータ送る方法。(wbのみ)

二つ目はLANでインターネットと接続してクラウドにデータを送る方法。(wbは無線LAN、nwは有線LAN)

3つ目はデータロガーとパソコンをUSBケーブルで繋いでデータを送る方法。(wb、nwどちらでも)

3つのうちいずれかでデータを取り出すのですが、データロガーの良さを生かすのであれば、できればLAN経由でクラウドにデータを送りたいところです。

USBで接続する方法はとてもシンプルで分かりやすいのですが、手間がかかります。

冷蔵庫からデータロガーを事務所のパソコンまで持ってきて、USBで繋いでデータをダウンロードして、また冷蔵庫に設置してとやっていると時間がかかってしまいます。

これがLANでデータをクラウドに送っていれば、パソコンのブラウザを開けばいつでも温度の確認ができます。とても便利ですよね。

しかし、事務所にLANはあっても冷蔵庫の設置場所まではLANが届かないなんてことも良くあることですので、使用する現場にあった製品を選定していただければと思います。

測定したデータは専用のソフトでこのように表示されます。

なんかかっこいいですね。

これがあれば、何かクレームが起こった際でも、「うちの食材の温度管理には何も問題ありません!」とデータを提出することができます。

そのほかにもLANでつながっていれば、異常な温度になったときにメールで教えてくれたり、スマートフォンで温度を確認できる専用のアプリがあったり、オプションで壁面取り付け用のアタッチメントがあったりとかゆいところに手が届くのがおんどとりです。

データロガーを検討しているのであれば、おんどとりを購入すれば間違いないとオススメできる製品です。

すでに冷蔵庫用温度計は持っているよという方も業務の効率化のために、データロガーの購入はいかがでしょうか?

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