部屋がジメジメして気持ち悪い、乾燥してお肌が心配、熱中症にならないか心配・・などなど
お部屋の温湿度に関する不安は多くあります。
これらは温湿度計を設置して管理をすることで解決しますが、
できれば部屋に合ったおしゃれな温湿度計を使いたいですよね。
そこで今回はインテリアにもなるおしゃれな温湿度計のご紹介や、温湿度計の選び方を解説します。
部屋が映えるおすすめ温湿度計10選
タニタ TT-580
体組成計やキッチンタイマーで有名なタニタの温湿度計です。
この温湿度計の特徴は、温湿度の推移がグラフで表示されることです。何時にどれくらい数値が上がったのか後から確認できるので、時間に合わせて温湿度対策ができます。
また、犬や猫などペットを飼っている場合、仕事で留守にしているときの状態も確認できるので安心です。
時計機能付きで時間の確認ができるのも嬉しいポイントですね。
シンプルなホワイトのおしゃれな温湿度計なので、どんな部屋に置いても馴染んでくれるでしょう。
精度
温度:0.0~40.0℃±1.0℃ それ以外±2.0℃
湿度:35~75%±5% それ以外±10%
ドリテック O-271
ドリテックはキッチン家電や健康関連製品など暮らしに関わる商品を多く販売しているメーカーです。
O-271は数字が大きいので、温湿度の値を確認しやすいことが特徴です。また、熱中症の危険度をかわいい顔のマークで教えてくれます。
危険度に合わせてエアコンの調整をすれば、夏場の熱中症の対策になります。
デザインはナチュラルな木目調のおしゃれな温湿度計。デスクの上やベッドサイドに置いておけば、部屋がグッとおしゃれになります。
精度
温度:0.0〜40.0℃ ±1.0℃、その他の範囲 ±2.0℃
湿度:50〜80% ±5%、その他の範囲 ±10%
WOOD SHOW デジタル多機能置時計
時計・温度計・ワイヤレス充電機能が付いたスタイリッシュな置時計です。
湿度測定はできないので注意しましょう。
機能が豊富なので、時計と温度計を別々に置く必要がなく、デスクがスッキリします。
また、Bluetoothスピーカーも内蔵されているため、仕事中の作業音楽や寝る前のフィーリングミュージックなど、シーンに応じて活躍します。
サーモプロ TP55
サーモプロはクッキング温度計や温湿度計など幅広く測定器を取り扱うメーカーです。
TP55は前回リセットボタンを押したときから現在までの、「最高」「最低」の値が分かります。
1日に1回リセットボタンを押せば、1日の最高気温や最低気温を確認することができます。
また、バックライト機能付きなので暗い部屋でも数値を確認することができます。
近未来的なかっこよさがあるおしゃれな温湿度計ですので、パソコンやテレビの横などに設置するとクールな部屋になるでしょう。
精度:確認できず
㈱佐藤計量器製作所 SK-300R
佐藤計量器製作所は歴史のある温度計専門メーカーです。
SK-300Rの特徴は親機と子機があり、親機で子機が設置してある場所の温湿度を確認できるところです。
親機を自宅の1階、子機を2階に設置すれば、1階にいながら2階の温湿度を確認できます。子供部屋の温湿度管理が楽になりますね。
また、熱中症の危険度もバーグラフで確認できますので、夏に複数個所の温湿度管理をしたい時に役立ちます。
精度
温度:±1.0℃ (0.1~39.9℃)、±2.0℃ (上記以外)
湿度:±5%rh (40~70%rh )、±10%rh (上記以外)※それぞれ温度20~30℃の場合
シンワ測定 73044 Home A
シンワ測定はメジャーやコンベックスなど測定機器を製造販売しているメーカーです。
シンワ測定の73044は余計な表示を無くしたシンプル液晶が特徴です。とにかくシンプルな温湿度計が欲しいという方にオススメです。
カラーはグリーン・ブルー・ホワイトの3色。どのカラーも主張が強くないおしゃれな温湿度計なので、どんな部屋でもイメージを崩すことはないでしょう。
精度
温度0~40℃ ±1℃、それ以外 ±2.5℃
湿度 40~80% ±10%、それ以外 ±15%
エンペックス スーパーEX温湿度計
シャンパンゴールドのカラーがかっこいいアナログ温湿度計。シャンパンゴールドのカラーはかっこいいだけでなく、文字の黒色とツートンカラーなので、非常に読み取りやすくなっています。
上部の針で温度を表示し、下部の針で湿度を表示します。
エレガントでおしゃれな温湿度計なので部屋に1台あるとアクセントになって、部屋がより魅力的になります。
精度:確認できず
エンペックス EX-2821
こちらもエンペックスのアナログ温湿度計です。
文字盤を色分けすることにより、快適な温湿度・食中毒の予防・風邪の危険度が一目で分かるようになっています。
直径12cmなのでそれほど大きくありません。そのため、おしゃれな温湿度計を置きたいけど、あまり主張しないものがいいという方にオススメです。
精度:確認できず
ドリテック O-319
ドリテックはキッチン家電や健康関連製品など暮らしに関わる商品を多く販売しているメーカーです。
O-319はアナログ時計のように読みやすい目盛りや、卓上スタンド付きなので使い勝手が非常に良いアイテムです。
木目調でとても高級感があるおしゃれな温湿度計なので、黒や茶色を基調としたシックな部屋にも似合います。
精度
温度:±1度 (0~30度) 、±2度 (左記以外)
湿度:±8%RH (30~90%、常温時20~25度) 、±10%RH (左記以外)
タニタ デジタル温湿度計TT-572
メーカー | タニタ | 電池 | 単4乾電池 |
測定要素 |
温度・湿度・時計 |
重量 |
240g |
寸法 |
19.5 x 9.9 x 4 cm |
その他 | 乾燥状態を表示 |
木目調でナチュラルなデザインの温湿度計です。
部屋の乾燥状態や快適度をイラストで表示します。
時計と日付も表示できるので、カレンダー替わりとしても使用可能。
アラームも付いているので目覚まし時計としても使用できます。
おすすめの温湿度計の選び方
「おしゃれな温湿度計が欲しい!」とデザインで選ぶのもいいですが、
ここからは機能面から温湿度計の選び方について解説します。
機能面での温湿度計の選び方は3点あります。
- アナログかデジタルかで選ぶ
- 設置の仕方で選ぶ
- 精度(誤差)で選ぶ
アナログかデジタルかで選ぶ
温湿度計を選ぶときにまず悩むのが、アナログかデジタルかではないでしょうか。
アナログかデジタルかのどちらかが優れているという訳ではなく、どちらにも一長一短あります。
・アナログ温湿度計、デジタル温度計の特徴
アナログ温度計は、針の位置で温湿度を感覚的に把握しやすい、というメリットがあります。
運転中、目を離すことができない車の速度メーターにアナログが多いのも、これが理由です。
逆にデジタル温度計は数字で確実に表示されるので、誰が目盛りを読んでも同じ値になります。
25℃になったらエアコンの電源を入れるなど、ルールを作る場合に向いています。
アナログ温湿度計は電池が不要というのも嬉しいポイントです。
また、アナログ温度計は故障していても気が付きにくいという特徴があります。
デジタル式の場合、壊れると液晶が写らなくなったり、明らかにおかしい温湿度を表示したりします。
しかし、アナログ温湿度計の場合は「これは間違いなく故障している!」と判断できる壊れ方はしないので、数値がおかしいまま使い続けてしまうことも。
設置の仕方から選ぶ
温湿度計の設置の仕方は基本的に下記の2種類です。
・壁に掛ける
・机の上などに置く
今回ご紹介した温湿度計は、どれも背面に壁掛け用穴が付いています。
しかし、机の上などに置く場合は、スタンドが必要になりますので、購入の際に注意してください。
温湿度計の設置方法については、下記の記事で詳しく解説していますので併せてご覧ください。
温湿度計はどこに置いても同じ? 温湿度計はどこに設置するのがベストでしょうか。 開いているスペースに何となく設置する方も多いかもしれません。しかし、設置場所を間違えると、数値が全然違ってしまう可能性があります。 特に湿度は数十センチ[…]
精度(誤差)の大きさから選ぶ
温湿度を測定する際の精度は製品によって違います。
測定器を扱ったことがない人は、表示している値が正しい温湿度じゃないの?と思われるかもしれませんが、それは違います。
誤差の無い温湿度は、国家標準で測定した温湿度だけです。それ以外の温湿度計はすべて誤差があります。
一般的に家庭で使う温湿度計は温度±1~2℃、湿度は±5~8%rhくらいの精度が標準的です。
これより良い精度のものを選ぼうとすると、工業用の数万円~数十万円する温湿度計が必要となります。
そのため、一般家庭ではほとんど使われることはありません。
温湿度計の買い替え時期
温湿度計に限らず測定器は必ず経年劣化します。
自宅で10年も前に買った温湿度計をそのまま使ってはいないでしょうか?
単にインテリアとして置いてあるのであれば問題ありませんが、熱中症予防などのために数値を見ているのであれば、買い替えが必要かもしれません。
温湿度計の買い替え時期は、環境によって変わるので一概には言えませんが3年前後を目安としましょう。
特に湿度センサーはホコリが付着すると空気中の水分をホコリが遮断してしまうので、上手く測定することはできません。
チリやホコリの多い環境の場合は、3年より早く買い替えが必要となることもあります。
以前、豚の飼育小屋で温湿度計を使っていたケースでは、本体にかなりのホコリが付着し、豚の排泄物から出たガスなどでセンサーが完全に壊れていました。
それでも一応表示していたので使い続けていたようですが、数値はまったくあてにならないものでした。
部屋を良い環境にするためにも、温湿度計は定期的に買い替えるものと覚えておきましょう。
まとめ:おすすめ温湿度計
温湿度計は部屋の環境を良くしてくれたり、おしゃれにしてくれたりと、あなたの生活に彩りを与えてくれるものです。
近年ではいろいろなメーカーがおしゃれな温湿度計を販売しており、海外製も入ってきてかなり価格が安くなっています。
また、熱中症の危険度を判定してくれる温湿度計もあるので、健康管理のためにも各部屋に1台置いてみてはいかがでしょうか。
きっと、今日の温度は何℃かなと確認するのが楽しくなりますよ。