燗酒におすすめの温度計!日本酒をもっともおいしく飲む方法

日本酒好きな人は、銘柄だけでなく飲むときの温度にもこだわります。

でも、温めたお酒は「熱燗」としか知らない方も多いのではないでしょうか。

温めたお酒は温度により名前が変わります。

そこで今回は、温度ごとのお酒の名前や、おいしい燗酒にする方法を解説します。

管理人
この記事は測定機業界で10年以上温度計を提案してきた管理人が書いています。
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日本酒の燗酒にはどんな種類がある?

熱燗とは温めた日本酒のことですが、温度により呼び方の違いがあります。ここでは燗酒の種類について解説します。

 

日向燗(ひなたかん)

日向燗は約30℃にした日本酒です。

その名の通り日向に置いた時の温度です。人間の体温よりも低い温度のため、熱したとは感じなく、香りや味わいを楽しめます。

人肌燗(ひとはだかん)

人肌燗は約35℃にした日本酒です。

人間の体温と同じくらいの温度のため、お酒を口に入れた時の違和感がなく、日本酒の甘味をストレートに感じられます。

 

ぬる燗(ぬるかん)

ぬる燗は約40℃にした日本酒です。

口にしたときに少し熱さを感じ、香りが際立つ温度です。

 

上燗(じょうかん)

上燗は約45℃にした日本酒です。

日本酒からふわっと湯気が立ち、日本酒の香りを堪能できます。

 

熱燗(あつかん)

熱燗は約50℃にした日本酒です。

味や香りが強く感じられ、シャープな飲み口になります。

 

飛び切り燗(とびきりかん)

飛び切り燗は約55℃にした日本酒です。

熱燗よりも、さらにシャープな味わいになります。辛口が好きな人が好む温度です。

なぜ日本酒は温度を変えて飲むの?

ビールやワイン、ウィスキーなどのお酒は、基本的に日本酒のように細かく温度を変化させて飲みません。それではなぜ、日本酒は細かい温度調整をして飲むのでしょうか。

 

日本酒は温度とともに味が変わる

日本酒は温度が変わると香りや味が変化します。そのため、日本酒の銘柄に合った温度や人それぞれの好みの温度があります。

冷蔵庫で冷やした日本酒であれば、香りが落ち着くので飲みやすくなります。日本酒独特の風味が苦手という人もいますが、冷酒だったら飲めるという人は多いです。

常温で飲むのであれば、口当たりがよくなり日本酒本来の風味を味わえます。燗酒にすると、湯気が上がり日本酒の香りを最大限に味わえます。

このように、温度によって味や香りが変わるので、日本酒はいろいろな温度で楽しまれています。

 

料理に合わせて日本酒の温度を変える

料理に合わせて日本酒の温度を変えると、お互いがマリアージュしてより美味しさを引き立てます。

例えば、刺身などの冷たい料理には、冷酒を合わせます。冷酒にすると日本酒の香りが抑えられるので、あまり手を加えていない食材のそのままの味を堪能可能です。

鍋物や濃い味の料理には燗酒がおすすめです。燗酒にすると香りや風味が強くなり、日本酒の味がシャープになります。味の濃い料理にも負けない強さがあるので、料理も日本酒も両方楽しめます。

燗酒をおいしく作るポイント

燗酒を作るには、徳利に入れて湯煎する方法と、電子レンジで温める方法があります。

徳利に入れて湯煎する方法

  • 徳利の九分目までお酒を注ぐ
  • 徳利の半分くらいまで浸かるようにお湯を沸かす
  • 沸騰したら火を止めて徳利を入れる
  • 温度計でお酒の温度を測り、好みの温度になったら取り出す

 

温める前に徳利にラップでふたをすると、香りが逃げません。また、火にかけたまま徳利を入れると、底の部分が熱くなりすぎて上部との温度差が生まれてしまいます。必ず火を止めてから、徳利を入れましょう。

電子レンジで温める方法

電子レンジで温める場合は、まず徳利の8分目くらいまで日本酒を入れます。8分より多いと上と下で温度のムラができてしまいます。また、湯煎するときと同じように、徳利にラップでふたをしましょう。

500Wの電子レンジを使用する場合は、約40秒で人肌燗くらいになります。短い時間で温めながら、徳利を取り出して温度確認をすると調整がしやすいです。

燗酒用のおすすめ温度計

日本酒を温めても、感覚だけでは何℃になっているのかわかりません。人肌燗だと思っていたのが、実はぬる燗の温度だったということもあり得ます。狙った温度にするには、温度計を使いましょう。

①片力商事 日本酒計 PY-130

メーカー 片力商事 電池 不要
温度表示 アナログ 測定範囲 0~60℃
防水 無し 重量

アナログタイプの温度計です。

日本酒を測る温度計は、「日本酒計」「酒温計」「オカンメーター」など、呼び方がいくつかあります。基本的に製品は同じなので、気にする必要はありません。

PY-130はメーターに、人肌燗・ぬる燗などが記載されています。一目でいま何という名称の温度かわかるので、とても便利です。

徳利のフチに取り付ける金具もついているので、温度計を挿入しておけばあとは自動で測定されます。

②SANSIN 酒温計

メーカー SANSIN 電池 不要
温度表示 アナログ 温度範囲 0~70℃
防水 なし 重量

日本酒のほかにもワインの適温を測定できる温度計です。

日本酒の適温表示が目盛りに記載されていますが、熱燗・ぬる燗・ひや・冷酒の4種類のみだけです。

飛び切り燗や人肌燗など記載がない温度は、自分で温度を確認する必要があります。

日本酒だけでなくワインの温度測定をしたい人におすすめです。

③ TAIJI デジタル酒温度計 TST-100A

メーカー TAIJI 電池 リチウム電池CR2032×1個
温度表示

デジタル

測定範囲 -50~300℃
防水 IPX2 重量

デジタル温度計はアナログと比べて、温度の数値が読み取りやすいです。一目見ていま何℃か分かるので、読み間違いがありません。

また、TST-100Aはアラーム機能が付いているので、事前にセットした温度になると音で教えてくれます。

目を離していても、適温を逃さない温度計です。

④タマハシ 酒燗器ゆめここち YDS-25C

最後に紹介するのは、自分で温めるのも温度を測るもの面倒な人向けの酒燗器です。

酒燗器に日本酒を入れて温度をセットするだけで、好みの熱さに仕上がります。

美濃焼を使っているので、保温効果が高く、風情もたっぷりです。

ぬるくなるたびに、再加熱されるので常に適温で日本酒を飲めます。

 

まとめ

日本酒は温度により香りや味わいが変わります。

また、一緒に食べる料理も考えて日本酒の温度を決めれば、より食事を楽しめるでしょう。

しかし、感覚で温度を測るのは難しいので、温度計を使って確かな温度にしましょう。

数℃の違いで味が変わるので、舌も鍛えられるはずです。

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